フリービット、アプリケーションレベルでのWAN効率化を可能にした次世代型WANサービス「M-Plus! SD-WAN」を発表

LTEマルチキャリア対応通信モジュール搭載 ダイヤルアップルータRooster AX220サン電子

小型ながらRS-232CとLANインターフェイスを搭載し、モデム通信機能から後位端末でPPPプロトコルが実装されていなくてもIPによる通信を可能とするプロトコル変換機能を実装しています。また基本ルータ機能も実装し、IoT/M2Mモバイルルータとしてもご利用が可能です。

NTTドコモ Xi(LTE)網に対応

上り50Mbps/下り150Mbpsのパケット通信に対応し、MVNO事業者も利用可能なAM Telecom社製「AML570」を搭載し、NTTドコモ Xi(LTE)網で利用が可能です。

※NTTドコモのネットワークを活用する各MVNO事業者にも対応しています。
※KDDI、ソフトバンクは順次対応

コンパクトサイズながら、モデムからルータ機能まで実装

筐体は135(W)×68(D)×31(H)mmとコンパクトサイズながら、RS-232CとLANインターフェイスを搭載し、モデム通信機能・プロトコル変換機能に加え、基本ルータ機能を実装し、IoT/M2Mルータとしてのご利用も可能です。

ATコマンドエミュレータ機能を搭載

NTTドコモ ユビキタスモジュールUM02-F/UM02-KO/UM03-KOのATコマンドエミュレータ機能を搭載。後位端末のコマンド仕様を変更することなく置き換えが可能です。

※対応コマンドの詳細はお問合せください。

広い温度範囲、各種電源電圧に対応可能

動作温度範囲を-20〜60℃とし、様々なIoT/M2M市場の環境下でも対応が可能です。

自律接続維持機能(ASC:Autonomous Stable Connection)を搭載

電波状態による通信エラーなどを防ぐため、定時リセット設定や、死活監視など、自己復帰が可能な機能「ASC(Autonomous Stable Connection)」を搭載し、無人環境下でも安定運用が可能です。

※「Xi」「Xi/クロッシィ」「FOMA/フォーマ」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。

仕様

シリアルインターフェース RS-232C DCEとして動作
コネクタ D-Sub9ピンオス
伝送速度 1200/2400/4800/9600/19200/38400/57600/115200/230400bps
伝送フォーマット Start:1bit、Stop:1bit、Data:7・8bit
Parity:none、even、odd
送受信制御 ハードウェアフロー制御
通信プロトコル PPP
制御コマンド ATコマンド
Ethernetインターフェース コネクタ RJ-45
方式 10BASE-T、100BASE-TX
RFインターフェース 無線周波数 B1(1920〜1980MHz(UL)、2110〜2170MHz(DL))
B8(880〜915MHz(UL)、925〜960MHz(DL))
B18(815〜830MHz(UL)、860〜875MHz(DL))
B19(830〜845MHz(UL)、875〜890MHz(DL))
アクセス方式 LTE(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)※6
データ通信速度※1 上り:最大50Mbps、下り:最大150Mbps
温度センサ Analog 筐体内部温度を測定
電圧確認 Analog 電源入力電圧を測定
DIPスイッチ 2P(モード設定)
ランプ 2色(赤・緑)2個、単色(緑)4個
外部端子 RS-232Cコネクタ(D-Sub9ピン、オス)、RJ-45
電源コネクタ(3芯)アンテナコネクタ(SMA)2個
動作環境 温度 -20℃〜60℃
湿度 25%〜85%(結露なきこと)
保存環境 温度 -30℃〜80℃
湿度 25%〜85%(結露なきこと)
電源 入力電圧 DC4.75V〜DC13.2V
消費電力 10W(最大)/3W(平均)
参考 12V/1A
リップル 50mVp-p以下
コネクタ 70553-0002モレックス 極数3
消費電流 待ち受け時:300mA(DC5V)
通信時:300mA(DC5V)
最大1000mA(DC5V)
静電耐力※2 ±7.5kV
振動条件 装置単体において、加速度19.6m/s²(2g)、振動周波数30〜100Hzの振動(1掃引時間20分)<を上下/左右/前後に加えた後に、各部の損傷、部品などに脱落がなく、機能・性能に問題ないこと
外径寸法 約117(W)×62(D)×28(H)mm(本製品突起部除く)
約135(W)×68(D)×31(H)mm(本製品突起部(コネクタ含む)、取付金具含む)
重量 180g
ハードウェアウォッチドッグ 信号タイミング 常時監視(5秒ごと)
発動条件 信号不受信から約1分後
発動動作 本体電源OFFから10秒後に再起動
ログ ・メンテナンスツール※4より取得
・telnetによる書き込み(ftpサーバへアップロード)
設定情報管理 ・メンテナンスツール※4による書き込み、読み込み
・telnetによる書き込み(ftpサーバからダウンロード)
・telnetによる読み込み(ftpサーバへアップロード)
基本プロトコル PPP、PAP、CHAP、IPv4、TCP、UDP、ICMP、ARP
DHCP サーバ機能 LAN側最大10クライアント※5
DNSサーバIP指定、リース時間設定可)
アドレス変換 NAT/IPマスカレード
セキュリティ パケットフィルタ(INPUT、FORWARD、OUTPUT)、MACフィルタリング
サーバ公開 バーチャルサーバ(最大32件設定可)
DMZホスト(1件設定可)
アドレス解決 ダイナミックDNS suncomm.DDNS※3
更新時間設定 可能(5分〜)
通信モード プロコン通信モード、モデム通信モード、LAN通信モード、ATコマンド互換通信モード
時刻 通信モジュールから取得
ソフトウェアアップデート ・メンテナンスツール※4によりアップデート
・telnetによるアップデート(ftpサーバからダウンロード)
APN設定 10件
材質 上ケース PS樹脂
下ケース PS樹脂
取付金具 鋼板
対応UIMカード ドコモUIMカード(標準サイズ)
保証/付属品 1年間/スタートアップマニュアル(保証書付)

オプション

LTEロッドアンテナ -502

LTEロッドアンテナ -502
型番 1P184-YWX-6231SAEX
設置場所 屋内

LTEアンテナ4T-5M-BP品番5

LTEアンテナ4T-5M-BP品番5
型番 1P184-FMM800W-5M5
ケーブル長 5m
固定方法 マグネットタイプ
設置場所 屋内/屋外

LTE外部アンテナ DP-BR0-RE

LTE外部アンテナ DP-BR0-RE
型番 1P184-DP-BR0-RE
ケーブル長 5m
固定方法 ビス留め、または両面テープ
設置場所 屋内/屋外

RXACADP 3A-12RWU12-020

RXACADP 3A-12RWU12-020
型番 3A-12RWU12-020
設置場所 -20℃〜60℃

よくあるご質問

AXのメンテナンスツールはLAN接続で使用できますか?
ファームウェアのバージョンが1.2 の場合は、RS232C ポートでのみメンテナンスツールが利用可能です。LAN接続でメンテナンスツールを利用される場合は、ファームウェアのバージョンを1.3 以降へアップしてご利用ください。合わせてメンテナンスツールもバージョンアップを行ってください。

AXファームウェア・メンテナンスツールダウンロードページ
AXのメンテナンスツールでLAN設定が行えない
AXのメンテナンスツールを利用される場合、パソコンのネットワークのIPアドレスは、「192.168.62.xxx」または「IPアドレスを自動取得する」に設定してください。
AXの「ネットワーク設定」の「内部ネットワークの自機アドレス」や「DHCP機能」のIPアドレスが違っていても、問題ありません。
DIPスイッチは、
DIP 1 ・・・ OFF
DIP 2 ・・・ ON
に設定してご利用ください。
AXのメンテナンスツールで「設定」画面に入ったが、機器への書き込みがグレー表示になる
AXのメンテナンスツールを起動した際に、「機種・プログラムバージョン取得」をクリックせずに起動した為と考えられます。
AXのメンテナンスツールを起動した際に、「機種・プログラムバージョン取得」をクリックして「機種・プログラムバージョン取得に成功しました。」の表示が出る事を確認してから「設定」を押してください。
「機種・プログラムバージョン取得」を行わずに「設定」を押すと下記のような症状になります。
・「装置情報」の「機種」が「AX???」と表示されます。
・機種が正しく認識できていない為、「メイン設定」以降の設定項目の詳細が表示されません。
・「機種」を「AX110」など正しい機種を選択した場合でも、「機器から読み込み」、「機器へ書き込み」がグレー表示となり設定情報を接続された機器へ反映できません。
AXはMACアドレスでフィルタリング設定を行えますか?
AXシリーズのVer1.40以降でMACアドレスフィルタリングの設定が可能です。
MAC アドレスフィルタリング機能を有効にすると、モードやパケットの宛先が内部(AX宛先)/外部等一切関係なくLAN I/Fから来たパケット全てのSRC MACアドレスをみてフィルタリングを行います。MAC アドレスフィルタリング機能を有効にすると、通常モードにおけるすべてのLAN 通信がフィルタリング対象となるため、以下の機能と併用する場合は、内部ネットワークに接続した機器のMAC アドレスを登録しておく必要があります。
・ NAT/IP マスカレード
・ バーチャルサーバ
・ DMZ
・ DHCP サーバ
・ DNS リレー
・ TELNET(内部)
AXのLAN側機器へ外部からアクセスを行う最低限の設定を知りたい
AXシリーズのLAN側機器へ外部からアクセスする為の設定について、下記の条件の場合での設定を説明させていただきます。
・回線契約は、モペラ
・LAN側機器への外部からの接続は 80 ポートを使用
・Localネットワークは、192.168.62.xxx
・フィルタリングは、設定しない
・通信は、LAN経由です

AXメンテナンスツールを起動して、「機種・プログラムバージョン取得」を行い、「設定」ボタンを押して設定を開始します。

1.メイン設定
外部からアクセスを待ち受けする為に、インターネットに常に接続しておく必要がある為、【回線接続種別】は、【常時接続】を選択します。

2.APN設定
今回は、モペラでの接続の例です。ご利用の回線契約に合わせて変更してください。
図では、APN 3 に登録を行う為、【LAN通信モード】は、3が設定されています。
PDP Type:IP
APN:mopera.net

3.ネットワーク設定
Local側のネットワークの設定を行います。初期値は、192.168.62.1/24になっています。
固定IPでの契約を行っていない場合、回線が接続される度にIPアドレスが変化しますので、ダイナミックDNSの設定を行ってください。

4.バーチャルサーバ設定
今回は、ポート 80での通信を行います。外部からのアクセスポートが 80、内部のポートも 80の場合の設定です。
図はアクセスしたいlocal 側の機器のIPアドレスを192.168.62.100 の場合の例です。

5.フィルタリング設定
今回はフィルタリングを設定しません。不必要なパケットを流したくない場合は、フィルタリング機能のチェックをつけてください。
フィルタリングを設定される場合は、送信方向、受信方向をすべて記載してください。
AXのLANポートに3台以上の機器を接続して使用できますか?
AXのLANポートには2台までの機器を接続してご利用下さい。
DHCPサーバでは、10台までIPアドレスを割り振り可能ですが、内部のメモリの関係で同時に3台以上の機器で通信を行った場合、あふれたパケットは全て破棄されてしまいます。
AXで無通信時の回線切断を使用しない設定を行えますか?
AXで「無通信時の回線切断までの時間」を設定しないようにする為には、「メイン設定」で「常時接続」に設定してください。
常時接続に設定可能な通信方式は、「プロコン通信モード」、「LAN通信モード」の場合になります。「常時接続」に設定された場合、「無通信時の回線切断までの時間」がグレー表示になり無通信でも回線が切断されなくなります。
AX用のACアダプタの入力電圧を教えてください。
AX用ACアダプタ(3A-12RWU12-021) の入力電圧は、100V〜120V です。
入力電圧範囲は、90V〜132V です。
AXにバーチャルサーバの設定を追加したが外部からアクセスできません。
AXシリーズでは、バーチャルサーバの設定を行うと、外部ネットワークから内部ネットワークへのパケット送信が可能になりますが、フィルタリングルールが適用されるため、バーチャルサーバの設定(プロトコル種別、内部IP アドレス、内部ポート)に合わせて、外部ネットワークから内部ネットワークへの受信パケットを許可する必要があります。
よって、バーチャルサーバを設定される場合は、フィルタリング設定も合わせて行うようにしてください。
AXのプロコンモードはRS232CとLANポートは同時使えますか?
AXシリーズをプロコンモードでご利用の場合は、RX232CとLANポートは同時にご利用いただけません。
下記のような動作になります。

RS232Cから来たデータを契機にダイヤルアップを行って回線接続を行っている場合、LANポートから外向けのパケットが送られて来てもパケットが捨てられてしまいます。ただし、この状態でも内部(LAN側)ping/内部(LAN側)telnet等、AXのLAN側内での通信は行えます。

LANポートら来たパケット契機でダイヤルアップを行って回線接続を行っている場合、RS232Cから来たデータは捨てられてしまいます。
AXのログは、何件登録可能ですか?
AXのログの領域は、188KByte(192512byte)用意されています。
ログ1件は、16Byte の領域を必要としますので、最大12032件のログを保存することが可能です。
ログの領域が満杯になった場合は、古いログに上書きされていきます。

ログは、おおよそ以下の件数が保存されます。
   起動時 :50 件程度
   発信時 :10 件程度
   切断時 : 5 件程度
   定期保存:3時間に1 回 RSSI(電波強度)を保存

お問い合わせ

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